のりを知る・学ぶ
カンタン・かわいい巻き寿司レシピのりを使って楽しくクッキング!
バラの花
まずは比較的簡単な「バラの花」をご紹介します。見た目は複雑そうですが、のり巻きの初歩的な技術を学ぶのにぴったりです。チャレンジしてみてください。
材料
- すしめし
- 白 ・・・ 250g
- 桃色 ・・・ 60g
- 薄焼き卵
- 2枚
- のり
- 全形 ・・・ 1枚
- 1/4 ・・・ 1枚
- 1/6 ・・・ 1枚
- さやいんげん
- 5〜6本(40g)
- 紅しょうが(千切り)
- 30g
作り方
- 1
塩一つまみを入れた卵1コをよくかきまぜて、薄焼き卵を2枚焼きます。
- 2
千切りにした紅生姜は、ペーパータオルで余分な水気を取り除きます。
- 3
巻きすの上に薄焼き卵を置き、桃色のすしめし30gと紅しょうが15gをぱらぱらとちらし、手前からしっかり巻き込みます。
- 4
もう1枚の薄焼き卵にも同様に具をちらし、を手前に置き巻き込みます。これがバラの花の部分になります。
- 5
巻きすの上にのり(全形)1枚を縦長に置き、すしめし約200gを広げ、菜ばしで手前に2本、向こうに1本へこみをつけ、1/6と1/4ののりをはめ込みます。
- 6
それぞれのへこみに茹でたさやいんげんを入れます。これが葉になります。中央の開いているところに花を置き、巻きすごとタテ位置に持ち替え、左右から巻き込むと出来上がりです。1本を7等分に切ります。
調理メモ
- 卵の上に、紅生姜をパラパラと散らばらせるのがポイントです。
- 桃色のすしめしは「すし粉」を使用しています。
ニューファミリーの花
乳製品とすしめしは以外に相性の良い面を持っています。スライスチーズを使って巻いてみたら、大いにウケてしまいました。まさに、米、のり、乳製品の三位一体です。
材料
- すしめし
- 400g
- のり
- 3枚
- スライスチーズ
- 4枚と1/4を2枚(約100g)
- ウィンナーソーセージ
- 3本(45g)
- きゅうり小(板ずり)
- 1本(70g)
作り方
- 1
巻きすに全形ののりをタテ位置におき、スライスチーズを並べ、さらに1枚ののりをのせます。
- 2
すしめし200gを広げヨコ中心を決め向こうと手前に各60g〜70gのすしめしで山を作ります。
- 3
この谷にのりの中央部を合わせてのりをあてがいます。谷にウィンナーソーセージを3本並べ、山の頂を合わせます。
- 4
巻きすごとタテ位置に持ち替え、きゅうりを置き左右から巻き込みます。
- 5
巻きす左右両端を合わせ、すしめしを少々補い(被せご飯)、形を見ながらしっかり巻き込みます。被せご飯は50gが適当です。
調理メモ
- 花の部分は、山ごぼうの味噌漬け、たくあんのような歯切れのよい漬物を使っても美味しくできます。また、サケの燻製、スモークチキン、ハムを棒状に切って使うとチーズとも合います。
- きゅうりのようにチーズとの相性が良いものを色々巻いて、新しいタイプの「のり巻き」を考えるのも楽しいですね。
- 1/2サイズののりを使うと細巻きもできます。
バラの花
雪は日本を代表する風物詩の一つ。寒さを忘れて作った「雪だるま」の思い出は、誰の胸の中にもあると思います。そんな童心に帰って、巻いてみてはいかがですか?きっとまた一つ、「雪だるま」の思い出が増えることでしょう。
材料
- すしめし
- 白 ・・・ 350g
- 桃色 ・・・ 300g
- のり
- 全形 ・・・ 1枚
- 1/3 ・・・ 1枚
- 2/3 ・・・ 1枚
- 3/4 ・・・ 1枚
- 1/4 ・・・ 3枚
- 魚肉ソーセージ
- 1本
- 煮かんぴょう
- 4本
- にんじん
- 1本
- かまぼこ(長さ18cm)
- 4〜5本
作り方
- 1
かんぴょうを1/4ののりで巻いて「目」を作ります。にんじんは18cmの長さに切ります。これは「口」となります。
- 2
長さ18cmの魚肉ソーセージを帽子の形に切り、1/4ののりで巻きます。
- 3
巻きすの上に2/3ののりを敷き、すしめし130gを広げます。その上に「目」すしめし「口」すしめしの順に形良く配置し、巻き込みます。これが顔の部分になります。胴体部分は3/4のりを敷き、すしめし220gを広げて巻き込みます。
- 4
巻きすの上にのり(全形+1/3)を敷き、桃色のすしめし25gを広げて、「帽子」「顔」の順番に置いていきます。桃色のすしめしで安定させながら、最後に「胴体」を乗せます。
- 5
左右から簀巻きすを寄せながら、桃色のすしめしを補います。
- 6
濡れふきんで両端を整え、8等分に切り分けてできあがりです。
調理メモ
- 雪だるまは卵焼きで巻いてもいいし、帽子は甘く煮たにんじん、口はきゅうり、目はほうれん草など、素材を工夫してみても面白いと思います。