のりを知る・学ぶ
のりができるまで佐賀県は品質の高いのりの安定生産に努めています
のりが食卓に届くまでの流れ
のりはどうやって生産され、食卓に届けられるか、順を追って写真で紹介します。江戸時代は漁師の経験と運で生産されていましたが、昭和になって養殖技術、機械化によりのりも安定した生産になりました。
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カキ殻にフリー糸状体を植え付け、カキ殻糸状体として培養(3月〜9月)します。
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のり種が付いた網を1枚ずつにして、培養漁場いっぱいに広げます。
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のりは日中の太陽光線を受けて、濃い赤みを帯びアミノ酸をたくさん含んだ柔らかくて甘みのあるのりに育ちます。
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のり芽が15cm〜20cmに育ったら収穫をします。昔は手作業で重労働でしたが、現在では機械でのり摘み作業が行われます。
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摘んだのりは、全形一枚分の量に分けて「みす」の上にのせ、四角いのりの形にすきます。
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大型ののり製造機械(全自動のり乾燥機)で水分をとり温風にあてて乾燥し、乾のりに製造します。
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検査場では、1束100枚として持ち込まれたのりの検査が行われ、品質によって格付けした後、その地域ののり協同販売場に出荷されます。
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共販所では全国の大手問屋さんが集まり入札会が開催され、必要な のりの品定めをして競争入札による買い付けが行われます。
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買い付けされたのりは焼きのり、味付けのりなどに加工され容量・安全性を確認後、スーパーや小売店に出荷され、私たちの食卓に並びます。