佐賀の海産物

内水面(淡水)

ゲンゴロウブナ(コイ科)

ゲンゴロウブナイメージ

学名 Carassius cuvieri
英名 Deepbodied crucian carp


・地方名 (方言) :ヘラブナ、フナ
・主な漁場:湖沼、河川、クリーク
・漁期と主な漁法:ほぼ周年(盛期は秋)【釣り】

本県の淡水魚で最も一般的で代表的なさかな。フナ類の中では最も体高があり、銀白色で全長40cmに達する。

琵琶湖、淀川水系が原産で、狭い水域で飼育出来るように改良したもの(カワチブナ)が各地で放流された結果、現在は日本各地に分布しており、一般にヘラブナと呼ばれている。

本県では、昭和8年に琵琶湖産を移入し、産卵、ふ化させ、体長3cmの稚魚33,750尾を県内養殖業者に配布したのが始まり。その後、幾度かの放流と環境が適していたこともあり、旺盛な繁殖力で在来のマブナ(ギンブナ)をしのぐほど増え、佐賀は九州のヘラブナの宝庫と言われるようになった。

産卵期は4~5月で、岸近くの水面に浮かんだごみや水草に産卵する。他のフナが雑食性であるのに対し、主に植物プランクトンを食べる。このような食性から、釣りは「フナに始まりフナに終る」と言われるほど、釣り方が微妙で難しく、多くの釣人を魅了している。ただし、コイとともに6月は禁漁期間である(佐賀県内水面漁業調整規則)。

かつて、フナは昆布巻き(フナンコグイ)、酢みそ和えや薫製等にされ、農家の重要なたんぱく源であった。そのフナをとるため、佐賀平野のいたるところで「堀干し(ホイホシ)」が行われ初冬の風物詩となっていたが、クリークは直線的な水路に変わり、今ではほとんど見ることができなくなってしまった。県内の漁獲量は十数トン程度である。

鹿島市周辺では二十日正月(1月20日)のえびす祭にタイの代わりにフナを供える習慣がある。その前日、鹿島市には 300年の歴史を持つフナ市が立ち、フナンコグイを作るため多くの人で早朝からにぎわっている。

なお、金魚はフナが原種で、中国では千年の歴史をもっている。日本には16世紀初頭に明から輸入されたのが最初とされている。

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