有明海の海産物・レシピ
ワラスボの味噌汁
材料(4人分)
- ワラスボ(生きたもの)
- 2匹
- 玉ねぎ
- 80g
- ジャガイモ
- 120g
- ねぎ
- 12g
- 味噌
- 32g
- 水
- 400cc
作り方
- ワラスボは頭と尾を先に取り、ブツ切りにして、内蔵を取り出しておく。
- 鍋で内臓を炒め、ワラスボを加えてさらに炒め水を加えてひと煮立ちさせ、玉ねぎの薄切りとじゃが芋の薄切りを加えて煮る。
- 野菜が柔らかく煮えたら、味噌を溶き、器に盛って小口切りのねぎを散らす。
ひとくちメモ
- ワラスボは有明海の珍魚として、ムツゴロウと並んで干潟の代表魚です。漁期は7月から10月までといわれています。
- ワラスボは生きているのを料理しますので、昔から「嫁泣かせ」の食材のひとつでした。頭を取り、内臓を出すときには肝を別に取っておき、身はぶつ切りとします。
- ワラスボはおいしい出しがでますので、少量の味噌で味を調えましょう。
重要なポイント
- 身はぶつ切りしたら塩でよくもみ洗いします。(この下準備をすると特有の臭みがなくなります。)
- 鍋に取り出した肝を乾煎りして、塩もみしたワラスボを加えて炒め、水を加えてひと煮立ちさせます。
有明海沿岸地域のレシピ集有明海に棲む不思議な生き物たちの、ちょっと珍しいレシピ集
有明海
(有明海沿岸地域食のフォーラム実行委員会提供)